伝統と技術が紡ぐサスティナブルレザー

オランダ・ドンヘンに研究所とファクトリーを構えるECCO LEATHER社。

ヨーロッパとアジアに4拠点を構え、クリーンで安全、かつ柔軟な運営を行っています。

デザイナー、なめし職人、品質管理スペシャリストが昔ながらの伝統、ノウハウと最新テクノロジーを駆使し、今までにない新しいレザー開発に挑戦し続けています。

フットウェアブランドOAOが採用する、革をなめす際の水の使用量に革命を起こしたDriTan技術を保有するECCOLEATHER社の生産風景。LOEWEやAPPLEも採用するレザー

 

ECCO LEATHER社が開発するプレミアムレザーは、世界有数のメゾンブランドに提供されています。

また、事業活動に環境への影響を軽減し、環境にやさしい方法と技術を常に取り入れることに努めており、100%クリーンエネルギーによる生産を謳うApple社の『クリーンエネルギープログラム』にサプライヤーとして参加しています。

フットウェアブランドOAOが採用する、革をなめす際の水の使用量に革命を起こしたDriTan技術を保有するECCOLEATHER社の生産風景。LOEWEやAPPLEも採用するレザー

 

Leather Working Group


“皮”を“革”に変えるには、大量の水・薬品を使い、体力の必要な作業が必要です。
世界の皮革製造工場の中には、自らが利益を出すために子供に労働をさせ、環境破壊をしながら工場を操業している企業がいまだ存在します。

フットウェアブランドOAOが採用する、革をなめす際の水の使用量に革命を起こしたDriTan技術を保有するECCOLEATHER社の生産風景。LOEWEやAPPLEも採用するレザー

LWGは、そのようなことが行われないようタンナーを監査する国際団体で、地球環境の保護、消費者に安心で安全な革を供給することを目的としています。厳しい審査をクリアしたタナ-には認証を与え、世界の名だたるブランドがLWGに加盟して認証を受けた革を積極的に導入しようとしています。

具体的には、環境保護、水・廃棄物・エネルギーの管理が必要になり、どこからきた原皮なのかという原材料の追跡、社員教育、工場内の清掃、法令遵守など、皮革製造工場が守るべき事柄として約250の監査項目が定められています。

 非常に厳しく多岐に渡る監査項目故に現在(※2020年時)日本国内でも最も高いゴールドレートを獲得しているタナーはありません。

 ECCO LEATHER社はLWGに所属し、世界の4拠点(オランダ・タイ・インドネシア・中国)の工場全てが最も高い審査基準をクリアしゴールドレートを獲得しています。

 

 

 

DriTanについて

 

DriTan™(ドライタン™)は、ECCO LEATHER社が開発した鞣し技術。

革を鞣すプロセスは、大量の水を使わなければ不可能であると考えられていましたが、ECCO LEATHER社が開発したDriTan™は、この仕組みを打ち破りました。
DriTan™は、原皮が元々含んでいる水分を活用します。それにより1枚原皮を鞣すために必要な水を約20リットル減らすことが可能となりました。

フットウェアブランドOAOが採用する、革をなめす際の水の使用量に革命を起こしたDriTan技術を保有するECCOLEATHER社の生産風景。LOEWEやAPPLEも採用するレザー旧来の鞣し工程

フットウェアブランドOAOが採用する、革をなめす際の水の使用量に革命を起こしたDriTan技術を保有するECCOLEATHER社の生産風景。LOEWEやAPPLEも採用するレザー
DriTan™️による鞣し工程

 

ECCO LEATHER社は、年間で約125万もの原皮の鞣しを行っており、年間で約2,500万リットルを削減しています。この数字は、世界保健機関(WHO)が発表した数字に基づくと、1年間に約9,000人が必要とする水分量に匹敵します。

また、大量の水を節約することに加え、廃水の排出と化学物質の使用も最小限に抑えています。オランダの生産拠点では、年間約600トンの汚泥の削減を実現しました。

 

OAOは今作よりECCO LEATHERを採用。

高い品質と環境に配慮された素材の使用や開発を通じて、カーボンフットプリントの少ない世界を目指してまいります。

 

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